COLUMN コラム
9割が見落とす家づくりの後悔ポイント
── 図面では気づけない“暮らしの落とし穴”
堺市の工務店で注文住宅を建てているアラカワホームデザインです。
◆はじめに|なぜ「後悔」は住んでから生まれるのか
「間取りもたくさん考えた」
「収納も多めにした」
「設備も妥協していない」
それでも、住み始めてから出てくるのが
“こんなはずじゃなかった”という後悔です。
実は、家づくりの後悔の多くは
✔ 知識不足
✔ 判断ミス
ではありません。
原因はただひとつ。
“暮らしを具体的に想像しきれていなかった”こと。
図面やパースでは見えない部分こそ、
住み始めてから毎日影響してきます。
このコラムでは、
多くの方が見落としがちな
家づくりの後悔ポイントを、設計目線で解説します。
❌ 後悔ポイント①|収納は「量」より「場所」だった
「収納は多めにしたのに、片付かない」
これは非常によく聞く後悔です。
原因は、収納量ではありません。
- 使う場所の近くにない
- 動線から外れている
- “余ったスペース”に作った収納
このような収納は、
存在していても使われなくなります。
見落としがちな視点
収納は
「何をしまうか」ではなく
「どこで使うか」から逆算すること。
収納計画は、
間取りが決まる前から考えるべきポイントです。
❌ 後悔ポイント②|家事動線は“想像”では足りない
図面上では問題なさそうだった家事動線。
でも住んでみると…
- 洗濯が遠い
- しまう場所が別の階
- 毎日ムダな往復が発生
というケースは少なくありません。
なぜ見落とす?
打ち合わせでは、
「理想の家事」を想像しがちだからです。
実際は、
- 忙しい朝
- 疲れて帰った夜
- 雨の日・冬の日
この「現実の家事」を想定しないと、
後悔につながります。
❌ 後悔ポイント③|コンセントの位置が絶妙に不便
「数は足りているのに使いにくい」
これも9割が見落とすポイント。
- 家具の裏に隠れる
- 掃除機を差す場所がない
- スマホ充電が不便
見落としがちな理由
コンセントは
生活が始まらないとリアルに想像できない設備だから。
家具配置・家電配置を決めずに
コンセント計画をすると、
ほぼ確実に後悔します。
❌ 後悔ポイント④|照明が「明るいだけ」になっている
「暗くはないけど、落ち着かない」
そんな家は、照明計画が原因かもしれません。
- ダウンライトだらけ
- 全部同じ明るさ
- 夜の過ごし方を考えていない
結果、
常にオンモードの空間になってしまいます。
見落としがちな視点
照明は
✔ 明るさ
ではなく
✔ どう過ごしたいか
から考えるもの。
夜くつろぐリビングと、
作業するキッチンは
同じ明るさである必要はありません。
❌ 後悔ポイント⑤|音・視線・プライバシーを軽視していた
住んでから気づくのが、
- 生活音が響く
- 隣家の視線が気になる
- 外の音が思った以上に入る
といったストレス。
なぜ見落とす?
完成前は「静か」「広い」と感じても、
周囲の環境+生活音までは想像しにくいからです。
特に、
- リビング階段
- 吹き抜け
- 大開口窓
は、デザイン性と引き換えに
音・視線の問題が出やすい部分。
❌ 後悔ポイント⑥|将来の変化を考えていなかった
今は快適でも、
- 子どもが成長したとき
- 働き方が変わったとき
- 老後になったとき
に、使いにくくなる間取りは少なくありません。
見落としがちな理由
家づくりは
「今の暮らし」だけを基準にしがちだから。
でも実際には、
家に住む期間の方がずっと長いのです。
◆なぜ9割の人が見落とすのか?
理由はとてもシンプルです。
- 図面では生活が見えにくい
- 初めての家づくり
- 比較対象がない
つまり、
誰でも後悔しやすい構造になっています。
だからこそ、
✔ 生活を時間軸で考える
✔ 「毎日」をシミュレーションする
✔ プロ目線の指摘をもらう
ことが重要です。
◆後悔しない人がやっていること
後悔しない方に共通しているのは、
- 「今」だけでなく「数年後」を考える
- 間取りを“動線”で見る
- 迷ったら一度立ち止まる
という姿勢。
家づくりは、
決断の早さより、考える深さが大切です。
◆まとめ|後悔は“住んでから”では遅い
家づくりの後悔ポイントは、
特別な失敗ではありません。
ほとんどが、
事前に知っていれば防げたことです。
- 収納
- 動線
- 照明
- コンセント
- 将来性
これらを
「図面」ではなく
「暮らし」から考えることが、
後悔しない家づくりへの近道です。
これから家づくりをされる方は、
ぜひ一度、
“住んでいる自分たち”を具体的に想像してみてください。
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監修者
荒川孝行 / 株式会社アラカワ 代表取締役
大工である父に憧れ、2013年に株式会社アラカワを設立。
「自分たちが暮らしたいと想える家をつくること」を信念に住まいづくりに取り組む。
つくり手自身が心から満足できる家でなければ、お客様を本当に満足させることはできないという想いを大切にし、 一棟一棟丁寧に向き合い家族の笑顔があふれる住まいを提供し続けている。












