COLUMN コラム
この条件ならアリ!旗竿地の正しい選び方
― 価格だけで決めると後悔する“土地選び”の真実 ―
堺市の工務店で注文住宅を建てているアラカワホームデザインです。
「この土地、安いけど旗竿地なんですよね…」
土地探しをしていると、必ず一度は目にする旗竿地(はたざおち)。
相場より価格が抑えられている一方で、
「暗い」「狭い」「売れにくい」といったイメージから、
最初から候補から外してしまう方も少なくありません。
ですが、本当に旗竿地は“ダメな土地”なのでしょうか?
結論から言うと、
向いている人にとっては、実は“かなりコスパの良い土地”です。
一方で、考えずに選ぶと後悔しやすいのも事実。
今回は、
✔ 旗竿地の特徴
✔ メリット・デメリット
✔ 向いている人/向いていない人
✔ 注文住宅で後悔しないポイント
を、住宅のプロ目線でわかりやすく解説します。
そもそも「旗竿地」とは?
旗竿地とは、
道路に接する間口が細く、奥に敷地が広がっている土地のこと。
上から見ると「竿+旗」の形に見えるため、この名前がついています。
最近では、
・分譲地の一部
・相続による土地分割
などで、都市部を中心に増えている形状です。
旗竿地のメリット
① 土地価格が抑えられる
最大のメリットはやはり価格。
同じエリア・同じ広さでも、
整形地より数百万円安くなるケースもあります。
▶ 浮いた予算を
・建物の性能
・断熱・気密
・キッチンや水回り
に回せるのは、注文住宅では大きな魅力です。
② プライバシーを確保しやすい
道路から家が奥まっているため、
人目が気になりにくいという利点があります。
・カーテンを開けやすい
・リビングで落ち着ける
・子どもが外を気にせず過ごせる
という声も多く、
「実際に住むと快適だった」という施主様も少なくありません。
③ 静かな住環境になりやすい
道路から距離がある分、
車の音や通行人の視線が減るのも特徴。
在宅ワークや子育て世帯には、
意外と相性の良い土地形状です。
旗竿地のデメリット
① 採光・風通しの工夫が必要
周囲を建物に囲まれやすく、
何も考えずに建てると
「思ったより暗い…」と感じることも。
▶ 吹き抜け
▶ 中庭
▶ 高窓・天窓
など、設計力が重要になります。
② 駐車計画がシビア
竿部分の幅によっては、
・車のすれ違い
・切り返し
・来客時の駐車
が難しくなるケースもあります。
特に車2台以上必須のご家庭は要注意です。
③ 将来売却時に不利になることも
一般的に、
整形地の方が流通しやすいのは事実。
ただし、
✔ 立地
✔ 建物の状態
✔ 駐車計画
次第では、必ずしも「売れない土地」になるわけではありません。
旗竿地が「向いている人」
✔ 土地価格を抑えて、建物にこだわりたい人
✔ プライバシーを重視した暮らしをしたい人
✔ 車の台数が1~2台で問題ない人
✔ 設計力のある工務店・設計士と家づくりをする人
こうした方にとっては、
**旗竿地は“狙い目の土地”**になる可能性があります。
旗竿地が「向いていない人」
✔ 日当たり最優先で考えたい人
✔ 駐車が苦手・大型車が必須の人
✔ 将来の売却を最重視したい人
✔ 規格住宅・間取りが決まった家を建てたい人
この場合は、
無理に旗竿地を選ばない方が後悔は少ないでしょう。
注文住宅で後悔しないためのポイント
✔ 土地+建物をセットで考える
土地だけを見て判断すると失敗しがちです。
「この土地で、どんな家が建つか?」
を必ずセットで確認しましょう。
✔ 駐車計画は必ず現地で確認
図面だけでなく、
・実際の車幅
・ハンドルの切り返し
まで想定することが重要です。
✔ 旗竿地の実績がある会社に相談する
旗竿地は、
設計力・経験値で住み心地が大きく変わる土地。
実績のある工務店・設計士に相談することで、
デメリットは十分カバーできます。
まとめ|旗竿地は「ダメ」ではない
旗竿地は、
誰にでもおすすめできる土地ではありません。
しかし、
向いている人にとっては、非常に合理的で満足度の高い選択肢です。
「安いから不安」
「形が変だからやめておこう」
と決めつける前に、
ぜひ一度、“暮らし方”から土地を考えてみてください。
まずはお気軽にLINE登録からお願いします。
監修者
荒川孝行 / 株式会社アラカワ 代表取締役
大工である父に憧れ、2013年に株式会社アラカワを設立。
「自分たちが暮らしたいと想える家をつくること」を信念に住まいづくりに取り組む。
つくり手自身が心から満足できる家でなければ、お客様を本当に満足させることはできないという想いを大切にし、 一棟一棟丁寧に向き合い家族の笑顔があふれる住まいを提供し続けている。












