COLUMN コラム
”引き渡し後に気づく後悔
住んでから分かる“設計ミス”5選
── 図面では気づけなかった落とし穴とは?
堺市の工務店で注文住宅を建てているアラカワホームデザインです。
◆はじめに|「完成した瞬間」がゴールじゃない
家が完成し、いよいよ引き渡し。
鍵を受け取り、新しい生活が始まる瞬間は、家づくりの中でも特別な時間です✨
ところが、住み始めて数週間〜数か月後、
こんな声をよく耳にします。
- 「あれ?なんか使いにくい…」
- 「図面のときは気にならなかったのに」
- 「ここ、もう少し考えたらよかったかも」
実は、引き渡し後に感じる後悔の多くは“設計段階”で防げたものです。
このコラムでは、
実際によくある 「住んでから気づく設計ミス」 を5つご紹介しながら、
これから家づくりをする方が同じ後悔をしないためのポイントを解説します。
❌ 設計ミス①|収納はあるのに、片付かない
「収納はたくさん作ったはずなのに…」
これは引き渡し後の後悔で最も多い声のひとつです。
なぜ起こる?
原因は、収納の量ではなく配置。
- 使う場所の近くにない
- 動線から外れている
- “とりあえず空いている場所”に作った
このような収納は、
結局使われなくなりがちです。
防ぐポイント
✔ 「何を・どこで使うか」を先に考える
✔ 生活動線上に収納を配置する
✔ ファミクロ・パントリーなどは“通り道”に
収納は、
図面上の面積ではなく、暮らしの流れの中で考えることが重要です。
❌ 設計ミス②|家事動線が思った以上にしんどい
住んでから実感しやすいのが、
洗濯・掃除・片付けの動線ストレスです。
よくある後悔
- 洗濯機と干す場所が遠い
- しまう場所が別の階
- 家事をするたびに行ったり来たり
図面では「問題なさそう」に見えても、
毎日の積み重ねで大きな負担になります。
防ぐポイント
✔ 洗う・干す・たたむ・しまうを一連で考える
✔ 1日の家事を実際に歩いてシミュレーション
✔ 共働きの場合は「夜・雨の日」を想定
家事動線は、
理想より“現実の生活リズム”を基準に考えることが大切です。
❌ 設計ミス③|コンセントが足りない・位置が悪い
「延長コードだらけになった…」
これも引き渡し後に多い後悔です🔌
なぜ見落としやすい?
- 家具や家電の位置が決まっていない
- 図面上では生活が想像しにくい
- 将来の変化を考えていない
防ぐポイント
✔ 家具配置を決めてから考える
✔ 掃除機・スマホ充電・ロボット掃除機も想定
✔ “使う高さ”も意識する
コンセントは、
少し多いかな?くらいがちょうどいい設備です。
❌ 設計ミス④|照明が落ち着かない
「明るいのに、なんだか疲れる」
そんな家は、照明計画が原因かもしれません。
よくある失敗
- ダウンライトを入れすぎた
- 全部同じ明るさ
- 夜用の照明を考えていない
結果、
夜もずっと“オンモード”の空間になってしまいます。
防ぐポイント
✔ 明るさではなく“光の当て方”を考える
✔ 間接照明や調光を取り入れる
✔ 夜の過ごし方を想像する
照明は、
空間の雰囲気と気持ちを左右する重要な設計要素です。
❌ 設計ミス⑤|将来を考えていなかった間取り
住み始めた直後は問題なくても、
数年後に後悔につながりやすいのがこのポイント。
よくあるケース
- 子どもが成長して部屋が足りない
- 在宅勤務スペースがない
- 老後の動線が不安
防ぐポイント
✔ 「今」と「10年後」の両方を考える
✔ 可変性のある間取りにする
✔ 使い方が変えられる余白を残す
間取りは、
完成した瞬間より“変化に対応できるか”が大切です。
◆後悔しないために必要なのは「想像力」
今回ご紹介した5つの設計ミスは、
どれも特別な失敗ではありません。
むしろ、
- 図面だけで判断した
- 実際の生活を想像しきれなかった
という、ごく自然な理由で起きています。
だからこそ、
設計段階で大切なのは、
✔ 実際の1日を思い浮かべる
✔ 「使うシーン」を具体的に考える
✔ プロ目線でのチェックを入れる
ことです。
◆まとめ|後悔は「住んでから」では遅い
引き渡し後の後悔は、
小さな違和感として始まり、
毎日のストレスに変わっていきます。
- 収納
- 動線
- コンセント
- 照明
- 将来性
これらはすべて、
設計段階で防げるポイントです。
家づくりは、
「建てること」が目的ではなく、
「快適に暮らし続けること」がゴール。
ぜひ、
住んだ後の自分たちの暮らしを想像しながら、
後悔のない家づくりを進めてください😊
まずはお気軽にLINE登録からお願いします。
監修者
荒川孝行 / 株式会社アラカワ 代表取締役
大工である父に憧れ、2013年に株式会社アラカワを設立。
「自分たちが暮らしたいと想える家をつくること」を信念に住まいづくりに取り組む。
つくり手自身が心から満足できる家でなければ、お客様を本当に満足させることはできないという想いを大切にし、 一棟一棟丁寧に向き合い家族の笑顔があふれる住まいを提供し続けている。












