COLUMN コラム
【キッチン背面収納の正解】
オープン or 隠す収納どっち?
── 片付く家は“見せ方”で決まる
堺市の工務店で注文住宅を建てているアラカワホームデザインです
◆はじめに|背面収納は“家の印象”を左右する
注文住宅の打ち合わせで、キッチンと並んで議論になること。
「背面収納はオープン?それとも隠す収納?」
実は、LDKの“印象の90%”は
キッチンと背面収納の見え方で決まると言われるほど、重要な場所です。
ネットやSNSでは
「オープン収納がおしゃれ!」
「いや、生活感が出て後悔する!」
と意見が真っ二つに分かれています。
どちらが正解かは、
ライフスタイル・片付け習慣・動線によって変わります。
このコラムでは、
メリット&デメリットを整理しながら、
後悔しない選び方のポイントを解説します。
◆まず前提:背面収納は“見た目と機能のバランス”
背面収納に求められるものは大きく2つ。
🎯 ① 見た目の美しさ
LDKの印象をつくる
来客時も安心
空間をスタイリッシュに見せる
🎯 ② 使い勝手の良さ
調理家電の出し入れ
食器・ストック品の収納量
作業効率・家事動線の短さ
◆オープン収納(見せる収納)とは?
棚やカウンターが見えるタイプの収納で、
家電や食器がすぐ手に取れるスタイル。
🌟 オープン収納のメリット
【1】ワンアクションで使える
→ 扉を開けずに家電を使える=家事がスムーズ
【2】家電のサイズに柔軟に対応できる
→ 炊飯器・ポット・電子レンジ・トースター etc.
【3】収納内部の湿気・熱対策がしやすい
→ 家電スペースの熱・蒸気を逃がしやすい
【4】“魅せる収納”としてインテリアになる
→ カフェ風キッチンがつくりやすい ☕
【5】コストを抑えられる場合も
→ 大きな建具が不要な分、造作費が下がることもある
⚠ オープン収納のデメリット
【1】生活感が出やすい
→ 子どもの水筒・学校プリント・薬などが溢れがち
【2】毎日片付けないと散らかって見える
→ “見せる収納”は整理整頓が前提
【3】ホコリ・油汚れがつきやすい
→ フタ付き収納と比べると掃除頻度が増える
整理整頓が好き・家電をよく使う・作業効率重視の方におすすめ
◆隠す収納(クローズ収納)とは?
扉で仕切り、生活感を隠すスタイル。
🌟 隠す収納のメリット
【1】生活感ゼロでスッキリ見える
→ モデルハウスのようなLDKに ✨
【2】急な来客でも安心
→ 片付けのストレスが減る
【3】ホコリ・油汚れから守れる
→ メンテナンス性が高い
【4】大型家電を隠せる
→ 炊飯器・ゴミ箱スペースも扉内に
⚠ 隠す収納のデメリット
【1】家事動線が長くなる
→ 開ける→出す→使う→戻す→閉めるの4アクション
【2】建具代・造作費が高くなる傾向
→ 下がり壁・引き戸など追加工事が必要な場合あり
【3】熱・湿気のこもり対策が必要
→ 炊飯器は引き出し&蒸気対策が必須
スッキリ見せたい・片付けが苦手・来客が多い家庭におすすめ
◆よくある後悔例
悩み① 「オープンにしたら生活感がすごい…」
→ 子どものものが増えて、当初のイメージと違った
悩み② 「隠せるのはいいけど、毎回開けるの面倒…」
→ 家電の使用頻度が高い家庭には不向き
悩み③ 「ゴミ箱の位置を考えてなかった!」
→ ゴミ動線が悪くなる典型
◆どう選ぶ?判断のチェックリスト
🔍 こんな人はオープン収納向き
□ 家電を毎日よく使う
□ 料理をよくする
□ 片付けは得意
□ カフェ風キッチンに憧れる
🔍 こんな人は隠す収納向き
□ とにかくスッキリ見せたい
□ 来客が多い
□ 片付けが苦手
□ 家電をあまり使わない
◆おすすめのハイブリッド提案
実は最近増えているのが、どっちも採用する収納。
💡 オープン+隠す収納の組み合わせ
| 表側 | 奥側 |
|---|---|
| よく使う家電(レンジ・トースター) | ストック品・ゴミ箱・来客用食器 |
| カフェ家電 | 生活感のあるもの |
| ディスプレイ棚 | 雑多な収納 |
→ “魅せる×隠す”のバランスが取れる
◆背面収納を成功させるポイント
✔ 家電・ゴミ箱の位置を最初に決める
→ ここが曖昧だと100%後悔
✔ 扉の開き方向・高さを実寸で確認
→ 施工後に不便を感じるポイント
✔ コンセント位置は家電台数に合わせて計画
→ 数・位置・高さが重要
✔ 棚の奥行は30〜45cmがベスト
→ 深すぎても浅すぎてもNG
◆まとめ|正解は“家族にとって使いやすい方”
背面収納は
見た目を優先するか、使い勝手を優先するか
で選び方が変わります。
📌 オープン収納 → 使いやすい&時短
📌 隠す収納 → スッキリ&暮らしに余裕
📌 ハイブリッド → 両方の良いとこ取り
同じ“背面収納”でも、
暮らしが大きく変わります。
あなたはどちら派ですか?😊
迷った時は、ぜひ暮らし方から一緒に考えていきましょう。
監修者
荒川孝行 / 株式会社アラカワ 代表取締役
大工である父に憧れ、2013年に株式会社アラカワを設立。
「自分たちが暮らしたいと想える家をつくること」を信念に住まいづくりに取り組む。
つくり手自身が心から満足できる家でなければ、お客様を本当に満足させることはできないという想いを大切にし、 一棟一棟丁寧に向き合い家族の笑顔があふれる住まいを提供し続けている。












