COLUMN コラム

ランドリールームと脱衣所、どっちが使いやすい?

2026.01.31

本当に使いやすいのはどっち?

── 共働き家庭が後悔しない「洗う・干す・しまう」の動線設計

こんばんは。

堺市の工務店で注文住宅を建てているアラカワホームデザインです。


◆はじめに|“洗濯の悩み”は、間取りで9割解決できる

「洗濯って、とにかく家事時間を取られる…」
「ランドリールームがいいって聞くけど、脱衣所と分けるのが正解?」

共働き家庭・子育て家庭の“家事ストレス第1位”ともいえる洗濯。
実はこのストレス、間取りのつくり方で大きく変わります。

最近はSNSでもランドリールームが話題になっていますが、
一方で「脱衣所分離の方が使いやすい」という声も根強いのが現実。

そこで今回のコラムでは、
ランドリールームと脱衣所分離のメリット・デメリット
そしてどんな家庭に合うのかを、
“洗う・干す・しまう”の一連の動線からわかりやすく解説します。


◆まずは前提|洗濯は「4つの行動」がある

洗濯は、ただ“干す場所”があればいい家事ではありません。

1️⃣ 洗う(洗濯機を回す)
2️⃣ 干す(室内干し or 外干し)
3️⃣ 取り込む(畳む or ハンガー収納)
4️⃣ しまう(クローゼットへ片付ける)

この4つの動線が短い家ほど、洗濯ストレスが減り、家事時間が短くなります。

ランドリールームと脱衣所分離は、この動線の作り方がまったく違います。


◆① ランドリールーム派

「洗う→干す→しまう」が1部屋で完結する最強動線

●ランドリールームとは?

洗濯機・室内干しスペース・アイロン台・収納をひとまとめにした“洗濯専用の部屋”のこと。
共働き家庭からの人気が急上昇しています。


●メリット①|家事が1部屋で完結!圧倒的にラク

ランドリールームの最大のメリットは、
洗う・干す・たたむ・しまうが同じ空間でできること。

・洗濯機から2歩で干せる
・乾いた服はすぐ収納へ
・取り込む動線がゼロ

家事のために家中歩き回る必要がなく、
“1日5分〜10分の時短効果”が期待できます。


●メリット②|天気に左右されない

共働き家庭にとって、
「帰宅までに乾かない...」「雨の日に干す場所がない...」
これは大きなストレス。

ランドリールームは基本が室内干しなので、
天候・黄砂・花粉の影響を受けません。


●メリット③|脱衣所がスッキリ使える

ランドリールームがあると、
脱衣所を“洗濯物だらけの空間”にしなくて済みます。

・脱衣所は“入浴のための場所”
・ランドリーは“洗濯のための場所”

と役割を明確に分けることで、
毎日の使い勝手が大きく向上します。


●デメリット①|スペースが必要

最低でも2〜3帖、
理想は3〜4帖ほどの空間が必要になります。

“広めの家向け”のイメージがありますが、
設計次第では30坪前後でも十分つくれます。


●デメリット②|換気・除湿を怠ると乾きにくいことも

ランドリールームの弱点は、
部屋自体が湿気を溜めやすいということ。

ただし、

✔ 24時間換気
✔ 除湿器やエアコン
✔ サーキュレーター

を組み合わせれば問題なし。
設計段階での計画が大切です。


◆② 脱衣所分離派

洗面と脱衣室を“分ける”ことで生まれる暮らしの快適さ

●脱衣所分離とは?

最近多いのが、
「洗面所」「脱衣所」を2つの部屋に分ける設計。

これにより、
・誰かがお風呂に入っていても洗面が使える
・脱衣しやすい
・洗濯動線の自由度が高い
といったメリットが生まれます。


●メリット①|プライバシーが守られる

家族が多い家庭ほど問題になるのが、
「お風呂中で脱衣所が使えない問題」。

脱衣所分離の場合、

・洗面は常に誰でも使える
・脱衣所は完全プライベート

という役割に分かれるため、
朝の身支度や来客時もストレスが少ないです。


●メリット②|洗濯動線の自由度が高い

ランドリールームほど“固定されない”ので、
洗濯スタイルに応じて動線をアレンジしやすいのが魅力。

・脱衣所 → 洗濯機 → バルコニー
・洗面室内で室内干し
・乾燥機メインで干さない
・ホールにファミクロを併設
など、自由度は広め。


●メリット③|スペースが少なくても成立

脱衣所分離は
最低1〜1.5帖ずつあれば成立します。

コンパクトな家でも採用しやすいのが強み。


●デメリット①|洗濯動線が長くなりがち

洗濯機が脱衣所側に置かれることが多いため、
干す場所までの距離が長くなるケースもあります。

“短い動線”にしたい場合は、

✔ 干すスペースを脱衣所近くに
✔ ファミクロを同フロアに
✔ バルコニーへすぐ出られる位置に
など、細かい設計が重要。


●デメリット②|収納が分散しやすい

タオルは洗面
下着は脱衣所
部屋着は各自の部屋
洗剤は洗面 or 脱衣所

となりがちで、家事動線が増える場合があります。

➡ **一カ所にまとめる「集約収納」**があると一気にラクになります。


◆③ どちらが正解?

“共働き家庭”ならではの判断ポイント

どちらが正解かは、
暮らし方で答えが変わります。


★ ランドリールームがおすすめな家庭

✔ 洗濯物が多い(子どもがいる)
✔ 長時間不在で、外干しができない
✔ 洗濯物を“見える場所に置きたくない”
✔ 室内干しメインで暮らしたい
✔ 家事を最短距離で済ませたい

最大の特徴は“洗濯が完結する部屋”。
家事効率を最優先したい家庭に最適。


★ 脱衣所分離がおすすめな家庭

✔ 洗面を家族がよく使う(朝の混雑が多い)
✔ プライバシーを大切にしたい
✔ スペースが限られている
✔ 洗濯動線はそこまで苦ではない
✔ そこまで大量の洗濯物が出ない

限られたスペースでも使い勝手を最大化できる間取り。
家族数が少ない家庭や、空間をコンパクトにしたい人向け。


◆④ 後悔しないための「動線チェックリスト」

間取りを決める前に、必ず次の3つをチェックしてください。


✔ 1. “干す場所”はどこか?

  • 室内干し?
  • 外干し?
  • どちらもする?

→ これが決まらないと、ランドリーも脱衣分離も決まりません。


✔ 2. 乾いた“あとの動線”が短いか?

  • たたむ場所
  • しまう場所
  • 家族のクローゼット

洗濯物を持って歩く距離が短い家=家事ラクな家


✔ 3. 家族の生活時間が重なるか?

  • 朝の支度
  • 夜のお風呂
  • 子どもが大きくなる未来

➡ ランドリーが必要か?
➡ 脱衣所を分けるべきか?

将来を見据えた判断が大切です。


◆まとめ|“正解”は1つじゃない。暮らしの優先順位で決まる

ランドリールームも、脱衣所分離も、
どちらも正解になりうる間取りです。

大切なのは、

  • どんな生活リズムなのか
  • 洗濯物の量はどれくらいか
  • 室内干し派か外干し派か
  • 家事をどれくらい短縮したいか

その“暮らしの優先順位”です。

間取りの段階でしっかり考えることで、
洗濯のストレスは驚くほど減り、
毎日の家事がぐっとラクになります。

アラカワホームデザインでは、
ランドリールームの設計・脱衣所分離・ファミクロ併設など、
暮らしに合わせた最適な洗濯動線をご提案しています。

「どっちが合うのか迷う…」
という方は、ぜひ一度ご相談ください。

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