COLUMN コラム
ランドリールームと脱衣所、どっちが使いやすい?
本当に使いやすいのはどっち?
── 共働き家庭が後悔しない「洗う・干す・しまう」の動線設計
こんばんは。
堺市の工務店で注文住宅を建てているアラカワホームデザインです。
◆はじめに|“洗濯の悩み”は、間取りで9割解決できる
「洗濯って、とにかく家事時間を取られる…」
「ランドリールームがいいって聞くけど、脱衣所と分けるのが正解?」
共働き家庭・子育て家庭の“家事ストレス第1位”ともいえる洗濯。
実はこのストレス、間取りのつくり方で大きく変わります。
最近はSNSでもランドリールームが話題になっていますが、
一方で「脱衣所分離の方が使いやすい」という声も根強いのが現実。
そこで今回のコラムでは、
ランドリールームと脱衣所分離のメリット・デメリット、
そしてどんな家庭に合うのかを、
“洗う・干す・しまう”の一連の動線からわかりやすく解説します。
◆まずは前提|洗濯は「4つの行動」がある
洗濯は、ただ“干す場所”があればいい家事ではありません。
1️⃣ 洗う(洗濯機を回す)
2️⃣ 干す(室内干し or 外干し)
3️⃣ 取り込む(畳む or ハンガー収納)
4️⃣ しまう(クローゼットへ片付ける)
この4つの動線が短い家ほど、洗濯ストレスが減り、家事時間が短くなります。
ランドリールームと脱衣所分離は、この動線の作り方がまったく違います。
◆① ランドリールーム派
「洗う→干す→しまう」が1部屋で完結する最強動線
●ランドリールームとは?
洗濯機・室内干しスペース・アイロン台・収納をひとまとめにした“洗濯専用の部屋”のこと。
共働き家庭からの人気が急上昇しています。
●メリット①|家事が1部屋で完結!圧倒的にラク
ランドリールームの最大のメリットは、
洗う・干す・たたむ・しまうが同じ空間でできること。
・洗濯機から2歩で干せる
・乾いた服はすぐ収納へ
・取り込む動線がゼロ
家事のために家中歩き回る必要がなく、
“1日5分〜10分の時短効果”が期待できます。
●メリット②|天気に左右されない
共働き家庭にとって、
「帰宅までに乾かない...」「雨の日に干す場所がない...」
これは大きなストレス。
ランドリールームは基本が室内干しなので、
天候・黄砂・花粉の影響を受けません。
●メリット③|脱衣所がスッキリ使える
ランドリールームがあると、
脱衣所を“洗濯物だらけの空間”にしなくて済みます。
・脱衣所は“入浴のための場所”
・ランドリーは“洗濯のための場所”
と役割を明確に分けることで、
毎日の使い勝手が大きく向上します。
●デメリット①|スペースが必要
最低でも2〜3帖、
理想は3〜4帖ほどの空間が必要になります。
“広めの家向け”のイメージがありますが、
設計次第では30坪前後でも十分つくれます。
●デメリット②|換気・除湿を怠ると乾きにくいことも
ランドリールームの弱点は、
部屋自体が湿気を溜めやすいということ。
ただし、
✔ 24時間換気
✔ 除湿器やエアコン
✔ サーキュレーター
を組み合わせれば問題なし。
設計段階での計画が大切です。
◆② 脱衣所分離派
洗面と脱衣室を“分ける”ことで生まれる暮らしの快適さ
●脱衣所分離とは?
最近多いのが、
「洗面所」「脱衣所」を2つの部屋に分ける設計。
これにより、
・誰かがお風呂に入っていても洗面が使える
・脱衣しやすい
・洗濯動線の自由度が高い
といったメリットが生まれます。
●メリット①|プライバシーが守られる
家族が多い家庭ほど問題になるのが、
「お風呂中で脱衣所が使えない問題」。
脱衣所分離の場合、
・洗面は常に誰でも使える
・脱衣所は完全プライベート
という役割に分かれるため、
朝の身支度や来客時もストレスが少ないです。
●メリット②|洗濯動線の自由度が高い
ランドリールームほど“固定されない”ので、
洗濯スタイルに応じて動線をアレンジしやすいのが魅力。
・脱衣所 → 洗濯機 → バルコニー
・洗面室内で室内干し
・乾燥機メインで干さない
・ホールにファミクロを併設
など、自由度は広め。
●メリット③|スペースが少なくても成立
脱衣所分離は
最低1〜1.5帖ずつあれば成立します。
コンパクトな家でも採用しやすいのが強み。
●デメリット①|洗濯動線が長くなりがち
洗濯機が脱衣所側に置かれることが多いため、
干す場所までの距離が長くなるケースもあります。
“短い動線”にしたい場合は、
✔ 干すスペースを脱衣所近くに
✔ ファミクロを同フロアに
✔ バルコニーへすぐ出られる位置に
など、細かい設計が重要。
●デメリット②|収納が分散しやすい
タオルは洗面
下着は脱衣所
部屋着は各自の部屋
洗剤は洗面 or 脱衣所
となりがちで、家事動線が増える場合があります。
➡ **一カ所にまとめる「集約収納」**があると一気にラクになります。
◆③ どちらが正解?
“共働き家庭”ならではの判断ポイント
どちらが正解かは、
暮らし方で答えが変わります。
★ ランドリールームがおすすめな家庭
✔ 洗濯物が多い(子どもがいる)
✔ 長時間不在で、外干しができない
✔ 洗濯物を“見える場所に置きたくない”
✔ 室内干しメインで暮らしたい
✔ 家事を最短距離で済ませたい
→ 最大の特徴は“洗濯が完結する部屋”。
家事効率を最優先したい家庭に最適。
★ 脱衣所分離がおすすめな家庭
✔ 洗面を家族がよく使う(朝の混雑が多い)
✔ プライバシーを大切にしたい
✔ スペースが限られている
✔ 洗濯動線はそこまで苦ではない
✔ そこまで大量の洗濯物が出ない
→ 限られたスペースでも使い勝手を最大化できる間取り。
家族数が少ない家庭や、空間をコンパクトにしたい人向け。
◆④ 後悔しないための「動線チェックリスト」
間取りを決める前に、必ず次の3つをチェックしてください。
✔ 1. “干す場所”はどこか?
- 室内干し?
- 外干し?
- どちらもする?
→ これが決まらないと、ランドリーも脱衣分離も決まりません。
✔ 2. 乾いた“あとの動線”が短いか?
- たたむ場所
- しまう場所
- 家族のクローゼット
➡ 洗濯物を持って歩く距離が短い家=家事ラクな家
✔ 3. 家族の生活時間が重なるか?
- 朝の支度
- 夜のお風呂
- 子どもが大きくなる未来
➡ ランドリーが必要か?
➡ 脱衣所を分けるべきか?
将来を見据えた判断が大切です。
◆まとめ|“正解”は1つじゃない。暮らしの優先順位で決まる
ランドリールームも、脱衣所分離も、
どちらも正解になりうる間取りです。
大切なのは、
- どんな生活リズムなのか
- 洗濯物の量はどれくらいか
- 室内干し派か外干し派か
- 家事をどれくらい短縮したいか
その“暮らしの優先順位”です。
間取りの段階でしっかり考えることで、
洗濯のストレスは驚くほど減り、
毎日の家事がぐっとラクになります。
アラカワホームデザインでは、
ランドリールームの設計・脱衣所分離・ファミクロ併設など、
暮らしに合わせた最適な洗濯動線をご提案しています。
「どっちが合うのか迷う…」
という方は、ぜひ一度ご相談ください。
まずはお気軽にLINE登録からお願いします。











