COLUMN コラム

アイランド・ペニンシュラ・壁付け 徹底比較!

2026.01.27

こんばんは。

堺市の工務店で注文住宅を建てているアラカワホームデザインです。


◆はじめに|「見た目」だけで選ぶと後悔しがちなのがキッチン

キッチンは、毎日必ず使う“家事のメインステージ”。
最近はSNSや雑誌でおしゃれなアイランドキッチンを目にする機会も増え、

「せっかくならアイランドにしたい」
「でも、実際使いやすいのはどれ?」

と迷われる方がとても多いです。

ただ、キッチンは見た目だけで選ぶと後悔しやすい場所の代表格でもあります。
広さ、家事動線、家族構成、収納量、予算…
これらをふまえて選ばないと、

  • 思ったより通路が狭い
  • 常に丸見えで片付けが大変
  • コストが上がりすぎた

といった“よくある後悔”につながってしまいます。

このコラムでは、
代表的な3種類のキッチン
①アイランド ②ペニンシュラ ③壁付け
それぞれの使いやすさ・コスト・動線の違い
設計目線でわかりやすく解説していきます。


◆① アイランドキッチン|おしゃれ度No.1・開放感MAX

●どんなキッチン?

アイランド=「島」の名前の通り、
キッチンの四方が壁に接しておらず、
周りをぐるっと回れるスタイルです。

リビング・ダイニングに向かって開いた、
とても人気の高いレイアウトです。


●メリット

① 開放感が抜群で“主役感”がある
LDKの真ん中にキッチンがあるような見え方になり、
空間に広がりが出ます。
インテリアの“主役”として見せるキッチンにしたい方に◎。

② コミュニケーションが取りやすい
リビング側を向いて作業するので、
家族やゲストと会話しながら料理ができます。
パーティーや来客時にも華やかに見えます。

③ 回遊動線で家事がしやすい
キッチンの周りをぐるっと回れるため、

  • キッチン → 冷蔵庫 → パントリー
  • キッチン → ダイニング → リビング
    など、動線が立体的で動きやすくなります。

●デメリット

① 広いスペースが必要
キッチン本体のサイズだけでなく、
周囲に最低でも通路幅90cm〜1m以上は欲しいところ。
LDKが狭いと、アイランドにしたことで逆に窮屈になることも。

② 片付けないと常に丸見え
手元やシンクの中がリビングから見えやすく、
「洗い物をためておきたい」「生活感を隠したい」
という方にはストレスになる場合があります。

③ コストが高めになりがち
造作カウンターや天板の長さが必要になったり、
換気ダクトの経路も工夫が必要だったりと、
ペニンシュラや壁付けに比べると割高になる傾向があります。


◆② ペニンシュラキッチン|バランス型の“人気No.1”

●どんなキッチン?

ペニンシュラ=「半島」の意味で、
片側が壁 or 収納とくっつき、片側がオープンになっているスタイル。
対面キッチンの多くがこのタイプです。


●メリット

① アイランドより省スペースで“対面”を実現
壁と接する面がある分、
アイランドに比べて必要な通路幅が少なく、
一般的なLDKでも採用しやすい形です。

② リビングを見ながら家事ができる
対面型なので、子どもを見守りながら料理ができます。
テレビを見たり、会話をしながら家事ができるのも魅力。

③ 腰壁やカウンターで“手元隠し”がしやすい
キッチンの前に腰壁を立ち上げたり、
カウンターを付けたりすることで、
シンク内や作業中の手元をほどよく隠せます。

④ コストとデザインのバランスがいい
標準仕様にも多く採用される形で、
アイランドよりは価格を抑えやすい傾向があります。


●デメリット

① 通路幅が狭いと二人作業がしづらい
背面収納との距離(通路幅)が狭いと、
「冷蔵庫を開けたら通れない」「人とすれ違えない」
などストレスの原因に。
100〜110cm程度の通路幅が理想です。

② カウンター上が“物置き”になりやすい
郵便物・学校のプリント・スマホ・小物…
なんでも一旦カウンターへ置きがちになり、
ごちゃついて見えるケースも多いです。


◆③ 壁付けキッチン|実は“家事ラク&コスパ優秀”

●どんなキッチン?

キッチンが壁にぴったりと接して設置されている、
昔ながら…と見せかけて、
実は今また見直されているスタイルです。


●メリット

① 実は一番“家事ラク”なレイアウト
シンク・加熱機器・作業スペースが一直線なので動きが少なく、
料理の動作がコンパクトに収まります。

② LDKを広く使える
キッチンが壁側に寄るため、
ダイニング・リビングのスペースを広く取りやすくなります。
コンパクトなLDKでも空間を有効活用しやすいのが強み。

③ コストを抑えやすい
対面カウンターや大掛かりな造作が不要なため、
他の2タイプに比べてコストを抑えやすい傾向があります。


●デメリット

① リビングと分断されやすい
壁に向かって立つため、
家族と向き合って会話する感覚は少なめ。
ただし、ダイニングテーブルをキッチンのすぐ後ろに置くことで
コミュニケーションは補えます。

② 生活感が出やすい
来客時にキッチンが丸見えになりがち。
背面に収納や目隠し壁を上手に設ける工夫が必要です。


◆④ 3つの比較|使いやすさ・コスト・動線まとめ

種類使いやすさ(家事動線)コスト感必要な広さ向いている人
アイランド◎(回遊動線で楽)高め 💸広いLDKが必要デザイン重視・来客多め
ペニンシュラ◎(バランス型)中〜やや高め一般的なLDKでOK子育て世帯・共働き
壁付けキッチン○(動線は最短)比較的安いコンパクトでもOKコスパ重視・LDKを広く取りたい

※あくまで目安です。仕様や造作内容によっても変わります。


◆⑤ 後悔しないための“3つのチェックポイント”

最後に、
「どれにしよう…」と迷ったときに考えてほしい視点を3つ。


① 家事をする人の“性格”と“スタイル”

  • こまめに片付けるのが得意 → アイランドでも◎
  • 調理中の手元を見せたくない → ペニンシュラ or 壁付け+目隠し
  • 一人で黙々と料理したい → 壁付けも向いている場合あり

② 家族構成とライフスタイル

  • 小さな子どもがいて、様子を見ながら家事をしたい
    → 対面型(アイランド or ペニンシュラ)が安心
  • 来客が多く、みんなでキッチンを囲みたい
    → アイランドが相性◎
  • とにかくLDKを広く・シンプルにしたい
    → 壁付け+ダイニング一体型も選択肢に

③ 間取りと予算とのバランス

  • LDKが17〜18帖程度 → ペニンシュラが現実的
  • 20帖以上+吹き抜け → アイランドが映える
  • 予算を抑えつつ内装にお金をかけたい → 壁付けでコスト調整もアリ

「なんとなく憧れで決める」のではなく、
暮らし方・間取り・予算の3つをセットで考えることが大切
です。


◆まとめ|“正解のキッチン”は、家族ごとに違う

アイランドが一番おしゃれだから正解、
ペニンシュラが無難だから正解、
壁付けは古いから不正解──

そういうことではありません。

大事なのは、

  • 誰が
  • どんな時間帯に
  • どんなふうに使うのか

をイメージしながら選ぶこと。

キッチンは、
「暮らし方」と「性格」が一番出る場所です。

後悔しないキッチン選びのために、
見た目だけでなく動線・コスト・収納・片付けやすさまで含めて
一緒に考えていきましょう。

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