COLUMN コラム
住んでから気づく“間取りの落とし穴”10選
設計士が教える“後悔しないための間取りのつくり方”
── 多くの人が見落とすポイントとは?
こんばんは。
堺市の工務店で注文住宅を建てているアラカワホームデザインです。
◆はじめに|後悔は「住んでから気づく」もの
家づくりの相談で必ずと言っていいほど聞くのが、
「間取りをもっとこうすればよかった…」 という声。
SNS・YouTube・雑誌でたくさん勉強しても、
実際に暮らして初めてわかることは多く、
✔ 動線が悪い
✔ 収納が足りない
✔ 暗い
✔ 使いづらい
といった後悔は、建築のプロから見ると
“最初の計画段階で防げたもの” がほとんどです。
今回は、実際の相談や施工経験から感じた
“後悔が多い間取りTOP10” と、
それぞれの 対策(こうすれば防げる) を
設計士目線でわかりやすく解説します。
◆【後悔ランキング 第10位】
10|玄関が狭くて混雑する
●よくある後悔
- 玄関に靴が溢れる
- ベビーカーやアウトドア用品が置けない
- 家族と来客がすれ違えない
●対策
- 最低でも1.5〜2坪 は確保
- シューズクローク(SCL)を併設
- ベビーカー・傘・上着を置ける“帰宅動線収納”を
特に子育て世帯は「玄関収納の質」が暮らしの快適性を左右します。
◆【後悔ランキング 第9位】
9|階段位置が悪くて動線が不便
●よくある後悔
- 階段が奥まっていて移動が面倒
- 2階へ行くまでが遠い
- 子どもの出入りを把握できない
●対策
- 玄関〜階段を近く に
- リビング階段も検討(性能が高い家なら冷暖房問題は解決可)
- 家族の動きに合わせた動線設計を
階段の位置は“家の使い勝手”を決める重要ポイントです。
◆【後悔ランキング 第8位】
8|とりあえず作ったWICが使いにくい
●よくある後悔
- WIC(ウォークインクローゼット)内の動線が無駄
- 物が置くだけになり、出し入れしづらい
- 動かないデッドスペースが発生
●対策
- ウォークインより ウォークスルー の方が動線◎
- 通路よりも“収納量”を優先
- 棚・ハンガーの位置を事前に“持ち物”から決定
「広さより使いやすさ」を重視することで後悔は減ります。
◆【後悔ランキング 第7位】
7|キッチンの位置や向きが使いにくい
●よくある後悔
- キッチンからリビングが見えない
- パントリーが遠い
- 冷蔵庫の位置が悪い
- ごみ箱スペースを確保していなかった
●対策
- キッチンは 回遊動線 とセットで考える
- 冷蔵庫・ゴミ箱スペースを“先”に決める
- パントリーは玄関/キッチン側両方にアクセス良く
- アイランド or ペニンシュラの特徴を理解して選ぶ
キッチンは“毎日使うからこそ”失敗するとストレス大です。
◆【後悔ランキング 第6位】
6|洗面・脱衣所の使いづらい動線
●よくある後悔
- 洗面と脱衣所の兼用で混雑する
- 脱いだ服が洗濯機まで遠い
- 収納が足りない
- 洗濯動線が長い
●対策
- 洗面と脱衣所は 分ける と快適
- “洗う→干す→しまう” の距離を短く
- ファミクロを近くに配置
- 2階に洗面を追加するのも◎
特に共働き・子育て世帯は“洗濯動線”で差が出ます。
◆【後悔ランキング 第5位】
5|マルチスペースが使われなくなる
●よくある後悔
- 意気込んで作った小上がり・書斎が物置化
- 子どもが使わない
- 音や寒さで快適に過ごせない
●対策
- 「誰が」「いつ」「どのくらい」使うか具体化
- 狭い書斎は防音や換気が必須
- 使わなくなった時の“第二の使い道”も決めておく
スペースは目的が曖昧だと、ほぼ100%使われなくなります。
◆【後悔ランキング 第4位】
4|窓の大きさ・位置を失敗する
●よくある後悔
- 明るいと思ったら暗かった
- 西日がまぶしい
- 外からの視線が気になる
- 冬に寒い
●対策
- “方位”ごとの特性を知る(南=良いわけではない)
- ハイサイド窓・地窓で光を調整
- サッシの性能(樹脂・トリプル)を上げると快適性UP
- 外観より“室内の明るさ”を優先する
窓は 位置 7割・性能 3割 で快適性が決まります。
◆【後悔ランキング 第3位】
3|収納が足りない・場所が悪い
●よくある後悔
- クローゼットはあるのに家が散らかる
- とりあえず奥行きの深い収納を作った
- 動線上に収納がない
- 必要な位置に必要な量が無い
●対策
- 収納の量より “配置”が大事
- 動線に沿って収納を配置する
- ファミクロ or 帰宅動線収納は必須
- 奥行き35cmの浅い収納は神スペック
収納不足は「計画不足」でほぼ防げます。
◆【後悔ランキング 第2位】
2|リビングが狭い・家具が置けない
●よくある後悔
- 16帖では狭い
- ソファが入らない
- ダイニングと干渉する
- 通路が確保できない
●対策
- 21〜24帖が現代の“ゆとり基準”
- まず 家具を決めてから間取りを作る
- ダイニングテーブルの回遊スペースを確保
- テレビ位置と窓の位置も先に決める
LDKは家の“満足度の大部分”を左右する最重要空間です。
◆【後悔ランキング 第1位】
1|生活動線が悪い
堂々の1位は
「動線の悪さ」。
●よくある後悔
- キッチンと洗濯動線が遠い
- 玄関→収納→洗面の順番がバラバラ
- 階段が遠い
- 回遊できず家事が重い
- 子どもが散らかす動線になっている
●対策
- 玄関 → SCL → ファミクロ → 洗面 → LDK の黄金動線
- 洗濯は“洗う・干す・しまう”を一体化
- キッチンは回遊動線で効率化
- 帰宅動線に収納を並べる
- 2階にも洗面があると朝がスムーズ
動線の設計が完璧なら、
収納・広さなどの悩みの8割は解決します。
◆まとめ|後悔しない家づくりは「プロと一緒に考えること」
間取りの後悔を防ぐには、
SNSよりも、ネットの情報よりも、
“あなたの暮らし方を理解してくれる設計士” の力が必要です。
暮らしは家族ごとに違い、
正解の間取りも家族ごとに変わります。
アラカワホームデザインでは、
家事動線・収納・性能・デザインを
一つひとつ丁寧にすり合わせながら
“後悔しない家づくり”をお手伝いしています。
間取りに迷っている方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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