COLUMN コラム
🏡【家族が自然とリビングに集まる間取りの工夫】
“ただ広いだけじゃない” 心地よい居場所づくりの秘訣
こんばんは。
堺市の工務店で注文住宅を建てているアラカワホームデザインです。
◆はじめに|「リビングに家族が集まらない家」って?🤔
「子どもがすぐ自分の部屋に行ってしまう」
「せっかく広いリビングをつくったのに、みんなバラバラ…」
──そんな悩みを持つご家族は、意外と多いものです。
家族が集まるリビングは、家の中心であり、暮らしの象徴。
しかし、ただ広く・明るく作るだけでは、
“人が集まりたくなるリビング”にはなりません。
家族が自然と集まるリビングには、
動線・居心地・つながり方の3つの仕掛けがあるんです。
今回は、アラカワホームデザインが実際の家づくりで大切にしている
「家族が集まる間取りの工夫」を詳しくご紹介します✨
◆① “通る場所”にリビングを置く🚪
家族が自然とリビングに集まる家の一番のポイントは、
「通り道=リビング」になっていること。
たとえば、
- 2階へ上がるためには必ずリビングを通る(リビング階段)
- 洗面やトイレがリビング近くにある
- 帰宅してから玄関→リビング→キッチンがスムーズ
こうした動線の工夫によって、
「通りすがりに顔を合わせる」「何気ない会話が生まれる」時間が自然に増えます。
💡アラカワ流ポイント
玄関からリビングが見えすぎない“L字動線”を採用すると、
プライバシーも守りながら家族の気配を感じられます。
◆② “個室よりもリビングが落ち着く”工夫🛋
リビングが「落ち着く空間」でなければ、家族は集まりません。
大切なのは、“心地よさ”と“居場所の多さ”。
🌿 居心地を高める3つのポイント
1️⃣ 光と風の入り方をデザインする
→ 南面だけでなく、東・西からも光が入るよう窓配置を工夫。
→ 吹き抜けや高窓で時間帯による明るさの変化を感じる。
2️⃣ 座る場所を多くする
→ ソファだけでなく、カウンターや小上がりなど“セカンド居場所”をつくる。
→ それぞれが好きな距離感でくつろげるのが理想。
3️⃣ 視線の抜けをつくる
→ 壁で囲まれすぎない、つながりを感じる開放設計。
→ 中庭・吹き抜け・階段越しの抜け感で、圧迫感を軽減。
📍家族全員が同じことをしていなくても、
「同じ空間にいる安心感」があることが大切です。
◆③ “家事動線とリビング動線”を重ねる🧺
リビングに家族が集まる家は、家事動線も短い家。
例えば、
- キッチンからリビング・ダイニングが一望できる
- 洗濯→干す→たたむ→しまう動線がLDKとつながっている
- 子どもが遊ぶ・勉強する場所がキッチンの近く
このように家事中も家族の存在を感じられる配置にすると、
「ママがいる場所=自然と集まる場所」になります。
👩🍳 特に共働き家庭では、
「家事をしながら会話ができる距離感」が重要です。
キッチン横のカウンターデスクやスタディコーナーは、
家族のコミュニケーションを生む“定番の仕掛け”になっています✨
◆④ “見え方”で空間のつながりを演出🎨
壁やドアで区切りすぎると、家族の気配が感じられなくなります。
とはいえ、オープンすぎると生活感が丸見えに…。
そこでおすすめなのが、“緩やかに仕切る”設計。
💡たとえばこんな工夫👇
- 腰壁やガラス建具で空間を分けながら視線を通す
- 格子や下がり天井で“エリア分け”を表現
- 照明計画で空間ごとの雰囲気を切り替える
この「見えすぎず・隠しすぎない」絶妙なバランスが、
家族が心地よく集まる空間づくりのポイントです。
◆⑤ 家族の“行動習慣”を中心に間取りを考える👨👩👧👦
“集まるリビング”をつくるには、
家族がどこで・どんな時間を過ごしているかを見極めることが大切です。
アラカワホームデザインでは、
設計前のヒアリングでこんな質問をよく行います👇
- 朝は家族がどの順番で支度しますか?
- 子どもはどこで宿題をしていますか?
- 休日はどんな過ごし方をしていますか?
これにより、
「自然と家族が同じ場所に集まる動線」をプランニングできます。
💬 たとえば…
- 子どもの勉強机はリビング横に
- ペットの居場所もリビング近くに
- 2階ホールにセカンドリビングを設ける
日常の小さな習慣を設計に落とし込むことで、
“自然と集まるリビング”が生まれます。
◆⑥ 家族の距離を“つなぐ”建築的工夫🏠
リビングに集まる仕掛けは、動線や家具だけではありません。
建築的な設計アイデアで、家族の距離をつなぐこともできます。
✨人気の工夫例✨
- 吹き抜け+リビング階段で上下階をつなぐ
- 小上がり和室で親子が自然に集まる“段差コミュニケーション”
これらは単なるデザインではなく、
「会話が生まれる高さ」と「視線のつながり」を意識した建築計画です。
◆⑦ まとめ|“集まるリビング”は、設計でつくれる✨
☑ 家族の動線の中心にリビングを配置する
☑ 個室より居心地のよい空間をデザインする
☑ 家事動線とリビング動線を重ねて“見える距離感”に
☑ 壁・照明・高さで“緩やかにつなぐ”空間にする
家族が自然と集まるリビングには、
“間取りの意図”と“居心地の仕掛け”があります。
リビングは、家族の会話と笑顔を育てる場所。
どんな年代になっても、帰るとホッとする「家の中心」でありたいですね☺️
アラカワホームデザインでは、
暮らし方・家族構成・動線まで考えた“集まる間取り”を設計しています。
リビングの広さや位置でお悩みの方は、ぜひご相談ください。
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