COLUMN コラム

【そのクロス、本当にその色で大丈夫?】

2025.10.11

失敗しない壁紙選びのコツ


こんばんは。

堺市の工務店で注文住宅を建てているアラカワホームデザインの吉川です。

「白にすれば無難でしょ?」

「このサンプルかわいい!…でも飽きないかな?」

「アクセントクロスって、どこに貼るのが正解?」

家づくりやリフォームの中でも、最後の最後で悩む方が多いのが“クロス(壁紙)選び”。

空間の印象を左右する大切な部分なのに、カタログで見る色と実物の見え方が違ったり、施工後に「イメージと違った…」と後悔する声も。

今回は、失敗しないためのクロス選びのコツを、プロの視点でわかりやすく解説します。


✅ クロスの色で、部屋の印象は劇的に変わる

「クロスの色ってそんなに大事?」と思っている方へ。実は、部屋の広さ・明るさ・落ち着き感すら、壁紙で印象がガラッと変わります。

色味効果
ホワイト系明るく・広く見える/無難で合わせやすい
グレー系モダン・落ち着いた印象/アクセントにも万能
ベージュ系柔らかく温かい印象/ナチュラルな空間に◎
ネイビー・ブラック系締まりが出る/重厚感・高級感/狭く感じることも
グリーン・ブルー系癒し・爽やかさ/書斎やトイレに人気

同じ「6畳の部屋」でも、壁の色ひとつで体感の広さや印象が大きく変わるんです。


✨ 失敗しない壁紙選びの3つのコツ


🔸1|“昼と夜”でどう見えるかをチェック!

カタログやサンプルで選んだ壁紙。ショールームで見ると「いい感じ!」でも、自宅に貼ったら「あれ?思ったより濃い…」ということも。

原因は、照明の違いと部屋の光の入り方です。

▶ 対策は?

  • 必ずサンプルを持ち帰り、朝・昼・夜それぞれの時間帯に確認する
  • 間接照明・ダウンライト・蛍光灯など、照明の種類との相性もチェック

特にベージュやグレー系は、照明の色味で印象が大きく変わります!


🔸2|“アクセントクロス”は面積と場所が命!

おしゃれな家に多い「アクセントクロス」。
壁の一面だけに色や柄を変えて、空間にメリハリを出すテクニックです。

でも選び方や面積を間違えると、
「派手すぎて落ち着かない…」「思ったより安っぽい…」なんてことも。

▶ ポイントは?

  • 色は基本トーンを合わせて(例:ナチュラル系×淡グリーン)
  • 柄モノは小さめの面積 or 個室向け(トイレ・寝室)
  • 広い面積に貼るなら**“無地系 or テクスチャ素材”**が安心

視線が集まる場所、部屋の正面、TV背面などはアクセントクロスのおすすめスポットです。


🔸3|“床材・建具・家具”とのバランスを考える

クロスだけで決めてしまいがちですが、実際には床材や建具、家具とセットで考えることが重要です。

▶ どう合わせる?

  • 床:ナチュラル色なら、クロスは白系 or アースカラー系が◎
  • 建具:ダーク系なら壁も少しトーンを落として統一感を
  • 家具:色の主張が強いソファやテーブルがあるなら、壁は控えめに

「家具の色が映えるように壁を選ぶ」くらいの感覚がバランス良し!


🎯まとめ|クロスは“面積が大きいからこそ、慎重に選ぶ”

壁紙は家の中でも一番目に入る場所。たった一枚でも空間の印象を大きく左右します。

でも逆に言えば…
「ほんの少しの工夫」で、おしゃれな空間に仕上げることができるのが壁紙の面白さ!

☑ サンプルは現地確認がマスト
☑ アクセントは“足しすぎ注意”
☑ 家具や照明との相性で決める

失敗を避けて、理想の空間をつくりましょう。


🏠 アラカワホームデザインでは、
女性コーディネーターが色選びも丁寧にサポート!

標準クロスでもおしゃれに見える組み合わせ、
クロス+照明+インテリアのトータル提案も得意です。

お気軽にご相談ください😊まずはLINE登録からお願いします。