COLUMN コラム
【そのクロス、本当にその色で大丈夫?】
失敗しない壁紙選びのコツ
こんばんは。
堺市の工務店で注文住宅を建てているアラカワホームデザインの吉川です。
「白にすれば無難でしょ?」
「このサンプルかわいい!…でも飽きないかな?」
「アクセントクロスって、どこに貼るのが正解?」
家づくりやリフォームの中でも、最後の最後で悩む方が多いのが“クロス(壁紙)選び”。
空間の印象を左右する大切な部分なのに、カタログで見る色と実物の見え方が違ったり、施工後に「イメージと違った…」と後悔する声も。
今回は、失敗しないためのクロス選びのコツを、プロの視点でわかりやすく解説します。
✅ クロスの色で、部屋の印象は劇的に変わる
「クロスの色ってそんなに大事?」と思っている方へ。実は、部屋の広さ・明るさ・落ち着き感すら、壁紙で印象がガラッと変わります。
色味 | 効果 |
---|---|
ホワイト系 | 明るく・広く見える/無難で合わせやすい |
グレー系 | モダン・落ち着いた印象/アクセントにも万能 |
ベージュ系 | 柔らかく温かい印象/ナチュラルな空間に◎ |
ネイビー・ブラック系 | 締まりが出る/重厚感・高級感/狭く感じることも |
グリーン・ブルー系 | 癒し・爽やかさ/書斎やトイレに人気 |
同じ「6畳の部屋」でも、壁の色ひとつで体感の広さや印象が大きく変わるんです。
✨ 失敗しない壁紙選びの3つのコツ
🔸1|“昼と夜”でどう見えるかをチェック!
カタログやサンプルで選んだ壁紙。ショールームで見ると「いい感じ!」でも、自宅に貼ったら「あれ?思ったより濃い…」ということも。
原因は、照明の違いと部屋の光の入り方です。
▶ 対策は?
- 必ずサンプルを持ち帰り、朝・昼・夜それぞれの時間帯に確認する
- 間接照明・ダウンライト・蛍光灯など、照明の種類との相性もチェック
特にベージュやグレー系は、照明の色味で印象が大きく変わります!
🔸2|“アクセントクロス”は面積と場所が命!
おしゃれな家に多い「アクセントクロス」。
壁の一面だけに色や柄を変えて、空間にメリハリを出すテクニックです。
でも選び方や面積を間違えると、
「派手すぎて落ち着かない…」「思ったより安っぽい…」なんてことも。
▶ ポイントは?
- 色は基本トーンを合わせて(例:ナチュラル系×淡グリーン)
- 柄モノは小さめの面積 or 個室向け(トイレ・寝室)
- 広い面積に貼るなら**“無地系 or テクスチャ素材”**が安心
視線が集まる場所、部屋の正面、TV背面などはアクセントクロスのおすすめスポットです。
🔸3|“床材・建具・家具”とのバランスを考える
クロスだけで決めてしまいがちですが、実際には床材や建具、家具とセットで考えることが重要です。
▶ どう合わせる?
- 床:ナチュラル色なら、クロスは白系 or アースカラー系が◎
- 建具:ダーク系なら壁も少しトーンを落として統一感を
- 家具:色の主張が強いソファやテーブルがあるなら、壁は控えめに
「家具の色が映えるように壁を選ぶ」くらいの感覚がバランス良し!
🎯まとめ|クロスは“面積が大きいからこそ、慎重に選ぶ”
壁紙は家の中でも一番目に入る場所。たった一枚でも空間の印象を大きく左右します。
でも逆に言えば…
「ほんの少しの工夫」で、おしゃれな空間に仕上げることができるのが壁紙の面白さ!
☑ サンプルは現地確認がマスト
☑ アクセントは“足しすぎ注意”
☑ 家具や照明との相性で決める
失敗を避けて、理想の空間をつくりましょう。
🏠 アラカワホームデザインでは、
女性コーディネーターが色選びも丁寧にサポート!
標準クロスでもおしゃれに見える組み合わせ、
クロス+照明+インテリアのトータル提案も得意です。
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