COLUMN コラム

  • TOP
  • コラム一覧
  • 【リフォーム or 建て替え?】実家をどうするか、後悔しないための選択

【リフォーム or 建て替え?】実家をどうするか、後悔しないための選択

2025.09.16

こんばんは。

堺市の工務店で注文住宅を建てているアラカワホームデザインの吉川です。

「実家を引き継いだものの、古くて寒いし使いづらい…」
「思い出がある家だから壊すのは気が引けるけど、本当にリフォームでいいのかな?」

築30年、40年を超える実家を相続したとき、
多くの人が最初に悩むのが、**「リフォーム or 建て替え」**という選択です。

  • できるだけ費用は抑えたい
  • 両親の思い入れも尊重したい
  • でも、自分たちが住むなら性能や間取りも妥協したくない

そんな“感情”と“現実”の間で揺れるあなたへ。
今回は、どちらを選んでも後悔しないために、
メリット・デメリット・判断基準・体験談を交えてじっくり解説します。


まずは明確に!リフォームと建て替えの違いとは?


項目リフォーム・リノベーション建て替え
方法既存の建物を一部 or 全体的に改修する建物をすべて解体し、新築を建てる
費用感300万~1500万円(規模による)1500万~2500万円前後(新築仕様により変動)
工期数週間〜3ヶ月程度(規模による)約4〜6ヶ月(解体含む)
固定資産税・評価建物の評価は下がるが税金も安く済む新築扱いになるため評価額UP
間取り自由度基本構造に制限されるフルオーダーで自由に設計可能
耐震・断熱性能既存構造の限界あり最新基準に対応可能(長期優良住宅なども)

実際、どんなときにリフォームが選ばれる?


✅ メリット

  • 両親・祖父母が暮らしていた家の雰囲気や思い出を残せる
  • 外構や庭を変えずに使える
  • 仮住まい不要なケースも多く、高齢の家族がいる場合に◎
  • 立て直しが難しい再建築不可物件でも可能

🟡 デメリット

  • 土台や柱が古いと、補修に予想外の費用がかかることも
  • 構造上、間取り変更の自由度が低い
  • 断熱・気密・耐震性能の限界がある
  • 築年数が古すぎると、後々のメンテコストが継続的に発生

一方で、建て替えを選ぶとどうなる?


✅ メリット

  • 最新の断熱・耐震・省エネ基準で性能バッチリ
  • 自由設計で“これからの暮らし”に合った間取りに
  • 住宅ローンや補助金の活用がしやすい
  • 長期的に見てランニングコストが抑えられる

🔴 デメリット

  • 仮住まいが必要になる
  • 解体・造成・建築確認申請など、諸費用がかさむ
  • 両親や親族の**“思い入れ”の反対にあう場合も**

プロが教える!後悔しないための判断ポイント5つ


① 建物の劣化状態を「住宅診断(インスペクション)」でチェック!

構造がシロアリ・腐食・劣化していると、
リフォームでも大掛かりな補修が必要になり、割高になることも。

まずはプロに状態をチェックしてもらいましょう。


② “思い出”と“これからの暮らし”のバランスを整理

  • 両親が住む家として残したい?
  • 自分たちの世代が快適に住む家にしたい?

**「今の家への愛着」と「これからの暮らしやすさ」**を冷静に比べて考えることが大切です。


③ 再建築できる土地かどうかを調査!

古い住宅地に多いのが、再建築不可や接道義務未達などの制限

この場合は「リフォーム一択」の可能性もあるため、
事前に役所や設計士に調査してもらうことが必須。


④ トータルコストで比較する!

単純な「金額」ではなく、

  • 今後20年のメンテナンス費
  • 光熱費
  • 資産価値の差

まで含めた生涯コストで考えると、建て替えの方がトータル安くなるケースもあります。


⑤ 家族の意見を“全員”聞くこと

特に実家の改築では、「親の意見」「兄弟の考え」「将来の相続」など
感情的な部分も大きなカギになります。

建て替えやリノベの相談は、「まず家族会議から」が鉄則です。


アラカワでは“リフォーム or 建て替え”両方に対応!

アラカワホームデザインでは、
設計士でもある社長が直接ご相談を伺い、

  • 実家の構造や現状確認
  • コスト比較・補助金活用提案
  • リフォーム・リノベ・建て替え どちらも提案可

という体制で、中立な立場でアドバイスさせていただいています。

ぜひ一度ご相談ください。

またもっとアラカワを知りたい方はLINEの登録からお願いします👇