COLUMN コラム
断熱性能で家はここまで変わる!
夏涼しく冬暖かい家をつくるために知っておきたいこと
こんばんは。
堺市の工務店で注文住宅を建てているアラカワホームデザインの吉川です。
快適に過ごすためのお家についてお話させて頂きます。
はじめに|断熱は「快適」と「省エネ」のカギ
「冬は寒くて夏は暑い家」…これは日本の住宅の昔ながらの悩みでした。
しかし今は、高断熱化が進み、家の中の温度差を少なくする設計が当たり前になりつつあります。
断熱は単なる「寒さ対策」ではなく、
- 光熱費を抑える省エネ効果
- ヒートショックなど健康リスクの軽減
- 家の寿命を延ばす効果
まで期待できる重要な要素です。
1. 断熱性能とは?
断熱性能とは、外の熱が家の中に伝わるのをどれだけ防げるかを表す性能です。
冬は室内の暖かさを逃がさず、夏は外の暑さを入れないことで、室内を快適に保ちます。
断熱性能を示す数値「UA値」
UA値(外皮平均熱貫流率)は、家全体の断熱性能を数値化したもの。
数値が小さいほど熱が伝わりにくく、断熱性が高いことを意味します。
- 省エネ基準(地域区分6)… UA値 0.87以下
- ZEH基準 … UA値 0.6以下
- 高性能住宅 … UA値 0.46以下(推奨)
2. 断熱材の種類と特徴

断熱性能は、壁や天井に入れる断熱材の種類と厚みで大きく変わります。
主な断熱材の種類は以下の通りです。
グラスウール
- ガラス繊維を綿状にした断熱材
- コストが比較的安い
- 施工精度によって性能が左右されやすい
吹付ウレタンフォーム
- 現場で吹き付けて発泡させる断熱材
- 気密性が高く、隙間ができにくい
- 吸水性があるため施工後の防湿対策が必要
セルロースファイバー
- 新聞紙などをリサイクルした自然素材
- 防音・調湿効果もあり
- 重量があるため構造とのバランスが必要
3. 窓とドアの断熱も重要

実は、家の中で最も熱が出入りするのは壁や屋根ではなく窓やドアです。
- 冬は約6割の熱が窓から逃げる
- 夏は約7割の熱が窓から入ってくる
高断熱窓の種類
- アルミ樹脂複合サッシ+Low-E複層ガラス(標準的)
- 樹脂サッシ+Low-E複層ガラス(標準より高い性能)
- 樹脂サッシ+トリプルガラス(高性能住宅向け)
窓性能を上げることは、家全体の断熱性能向上に直結します。
4. 気密性能とのセットで考える
いくら高性能な断熱材を使っても、隙間だらけの家では意味がありません。
気密性能(C値)が低いと、室内の空気が外に逃げやすく、断熱効果が落ちます。
- 一般的な住宅:C値 5.0前後
- 高性能住宅:C値 0.5以下
断熱と気密はセットで計画することが必須です。
5. 断熱性能を高めるメリット
① 光熱費の削減
冷暖房効率が上がり、エアコンの使用時間や回数を減らせます。
年間で数万円の節約になるケースもあります。
② 健康リスクの低減
家中の温度差が少なくなり、ヒートショックや結露によるカビの発生リスクが減ります。
③ 家の寿命を延ばす
断熱性能が低いと結露が発生し、柱や断熱材の劣化を招きます。
高断熱住宅は構造材の乾燥状態が保たれやすく、家が長持ちします。
6. デメリット・注意点
- 初期費用が上がる(ただし光熱費で回収可能)
- 高気密高断熱の家では換気計画が重要(シックハウス対策)
- 性能だけでなく施工品質が結果を左右する
まとめ|断熱は“家の性能の土台”
断熱性能は、家の快適性・省エネ性・健康性すべてに直結します。
特に注文住宅では、間取りやデザインだけでなく、性能の基準値と施工品質を確認することが大切です。
- UA値は0.46以下(地域による)を目指す
- 窓やドアの断熱性能も忘れない
- 気密性能(C値)もセットで確認する
一度建てた家は簡単に性能を上げられません。
建てる前の「断熱性能の見える化」こそ、後悔しない家づくりの第一歩です。
今現在開催中のお家は見た目もおしゃれですが+W断熱のお家の性能で、UA値=0.4以下のお家。
期間限定で開催中なので、今しか見れないお家を是非体感しに来てください。
ご予約お待ちしております。
