COLUMN コラム
制震ダンパー evoltz 地震に強い家をつくる革新的技術
地震大国・日本における住宅の新常識「制震」という選択
日本は世界でも有数の地震多発国であり、大地震への備えは住まいづくりにおいて欠かせない要素です。従来は「耐震構造」が主流でしたが、近年注目を集めているのが「制震構造」です。中でも、革新的な技術で高く評価されているのが制震ダンパー evoltz(エヴォルツ)です。evoltzは、繰り返す地震動に対して優れたエネルギー吸収性能を発揮し、住まいを根本から守る新しい選択肢となっています。
evoltzとは何か?制震ダンパーの先端を行くドイツ生まれの高性能部材
evoltzはドイツの世界的自動車部品メーカー「ザックス社」の技術を基に、日本の住宅向けに開発された高性能制震ダンパーです。F1や高級車にも採用されるザックスの油圧技術を応用して、わずか数mmの揺れから反応する超高感度な減衰力を実現。一般的な制震ダンパーではカバーしきれない「中小規模の揺れ」にも反応し、住宅へのダメージを最小限に抑えます。
制震ダンパーevoltzの特長と他製品との違い
1. 世界最高レベルの減衰性能
evoltzは微細な揺れに対しても即座に減衰力を発揮するため、揺れが家全体に伝わる前にエネルギーを吸収・拡散します。高感度油圧シリンダーを採用し、1回の地震だけでなく、繰り返す余震にも高い効果を持続。この繰り返し性能こそ、evoltzの大きな武器です。
2. メンテナンスフリーで長寿命
evoltzは完全密封型のため、メンテナンス不要で、約60年間の性能維持が期待されます。シンプルな構造でありながら、過酷な温度変化にも対応できるタフな設計となっています。
3. 多様な設置対応
壁倍率ゼロのため、耐震設計に影響を与えず自由なプランに組み込みが可能。設置位置や角度に柔軟性があり、新築住宅はもちろん、リフォームや耐震補強にも対応できます。
なぜ今、制震ダンパーevoltzが選ばれるのか?
熊本地震を教訓に
2016年の熊本地震では、震度7が2回連続で発生し、多くの住宅が倒壊しました。耐震等級3の住宅ですら、繰り返す揺れには無力だった事例もあります。こうした現実を背景に、「一度目で耐え、二度目で守る」制震の重要性が強く認識されるようになりました。
evoltzは、最初の揺れで損傷を抑え、2回目・3回目の余震にも対応する持続的な制震力を発揮。地震後も家族の暮らしをそのまま継続できる「生活の継続性」を実現します。
evoltz搭載住宅のメリット
1. 資産価値の維持
揺れによる構造の劣化を抑えることで、長期にわたって住宅の性能と価値を維持できます。住宅の売却時にも、制震構造が高く評価されるケースが増えています。
2. 精神的な安心感
地震後の「家が無事かどうか」という不安を軽減し、安全な暮らしの継続を支えます。特にお子様や高齢者がいるご家庭にとって、evoltzは安心を与える大きな要素となります。
3. 火災リスクの軽減
地震による建物の歪みや変形が原因で発火するリスクを抑えることで、二次災害の防止にも貢献します。
Jibunchi+仕様なら制震ダンパーと地震建替え保証が標準搭載
株式会社アラカワがご提案する「Jibunchi+(ジブンチプラス)仕様」では、このevoltz制震ダンパーを標準搭載しています。さらに、万が一の大地震により住宅が全壊した場合にも対応できる、「地震建替え保証」も標準で付帯。
これは火災保険の地震特約ではカバーしきれない再建費用の不足分を補う、非常に珍しく価値の高い保証制度です。
evoltzによる揺れのダメージ軽減と、建替え費用を実質ゼロに近づける保証。このダブルの備えにより、「命」「住まい」「資産」「未来の暮らし」すべてを守る家づくりが可能となります。
まとめ|制震ダンパーevoltzと地震建替え保証で安心の住まいを
- evoltzはF1技術を活かした高感度・長寿命の制震ダンパー
- 余震を含む地震被害を大幅に軽減し、生活の継続性を確保
- Jibunchi+仕様ではevoltzと地震建替え保証が標準装備
- 将来の安心と資産価値を守る、次世代の地震対策住宅
これから家づくりをはじめるなら、ただ「耐える」だけではなく「守り抜く」構造を。制震ダンパーevoltzと地震建替え保証を標準で備えたJibunchi+で、真の意味で地震に強い家づくりを実現しませんか?