こんにちは、堺市の工務店　アラカワホームデザインで住宅アドバイザーをしている田中です。

注文住宅会社からの説明でよく「住設」というワードを聞いたことはありますか？

話の流れや、文字からなんとなくの意味は分かるものの

実際には何のことを示しているのかはっきりわからないかたも多いと思います。

　

今回は

・「住設」とは？

・「住設」の主なメーカーは？

・色々ありすぎて選べない！「住設」を選ぶ際のポイントは？

について話したいと思います。

　

まず「住設」とは？

「住設」とは「住宅設備」の略で、

・キッチン

・洗面化粧台

・浴室

・トイレ

水回りに関する設備のことを住設と呼んでいます。

　

「住設」の主なメーカーは？

それぞれの住設機器でたくさんのメーカーがありますので

今回はみなさん悩まれるキッチンで人気なものをご紹介させていただきます。

　

◎GRAFTEKT（グラフテクト）

家具のようなキッチンで大人気のグラフテクト

もちろんデザインが他にはないかっこよさで見せたくなるキッチンというところも魅力的なのですが、なんといってもこちらのメーカーはなんと11種類のレイアウトから選べ、すべてワンプライスというところが魅力のひとつ。

他のメーカーももちろん形は様々あるのですが、キッチンの形が変わると価格も変わるので、様々なレイアウトから選べ、金額も変わらないのがグラフテクトの大きなポイントです。

　

◎Panasonic（パナソニック）：Lクラス、ラクシーナなど

三連コンロや昨年発表された日本初フロントオープンタイプの食洗器など

設備に特化したキッチンが良い方はPanasonicをよく選ばれます。

　

◎Takara Standard（タカラスタンダード）：レミュー、トレーシアなど

タカラスタンダードと言えばホーローです。

ホーローは汚れや湿気に強く、ニオイも付きにくい素材で

お掃除もサッと水拭きでキレイになるので家事ラクにぴったりです。

　

◎LIXIL（リクシル）：リシェルSI、ノクトなど

リクシルのキッチンは他のメーカーにはないカラーや

ワークトップ（天板）の薄さが魅力です。

　

◎WOODONE（ウッドワン）：cono:mamma（コノママ）、su:iji（スイージ）

木をベースにしたナチュラルなキッチンでお家になじむデザインで、

木材を取り扱うメーカーならではのキッチンシリーズです。

　

※キッチンメーカーを選ぶ際の注意点

海外食洗器を入れられたい方はメーカーやキッチンのシリーズによって

入れられないものがあるので注意してください。

　

「住設」を選ぶ際のポイントは？

まず色々なメーカーのショールームに行くことが大事だと思います。

ショールームに行くと実際の住設が見ることができますので

最初は設備にこだわりたいから絶対パナソニック！と思っていたのに、タカラさんのショールームに行くとホーローの魅力にときめいたり…そのまた逆パターンも…

たくさん見ることでインターネットの情報だけでは気づけない魅力に気づくこともあると思いますのでショールームに行くことをおすすめします。

また、予算ありきのお家づくりですので色々見て見積りを出してもらって、

ここのポイントは外せない！という優先順位をつけることも重要です。

自分たちの欲しいポイントを取り入れつつ、金額的にも無駄がない住設選びが大切ですね。

　

また、キッチンのレイアウト選びについては

以前、吉川がコラムを更新していますのでそちらをご覧ください。